女職人になる ★★★☆


女職人になる
鈴木裕子著
アスペクト
★★★☆

職人といえば、これまでは大概、男の世界であったわけだが、人材不足、男女雇用機会均等などの影響か、最近は女性も進出しているらしい。
この本では、実際に伝統工芸の職人になった女性に話を聞き、それまでのいきさつや生活について聞き書きしている。といってもインタビューではなく、著者がうまくまとめていて、大変読みやすい。実際、これから女職人を目指そうという人も読者として想定されているため、職業として生活が成り立っていくのかなど金銭的な面にも踏み込んでいる。良い本だ。
難点は、写真の配置が本文とシンクロしていない点くらいか(結構読みづらい)。写真自体はなかなか良いので残念と言えば残念。
読んでいくうちに俺もがんばろうと思ってしまう。「元気をもら」える本ということになるのかな……。

投稿日: 日曜日 - 12 月 11, 2005 04:59 午後          


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