靖国問題 ★★★★


靖国問題
高橋哲哉著
ちくま新書
★★★★

靖国神社周辺のさまざまな問題について、その矛盾を明快に論証していく快著。
靖国神社をとりまく問題を、「感情の問題」、「歴史認識の問題」、「宗教の問題」、「文化の問題」の観点からアプローチしていく。
「戦没者追悼」という皮をかぶり、その実、植民地主義、利己主義、差別主義に彩られている靖国周辺について、認識を新たにすることができる。
ともすれば、難解で退屈になりがちなこのような政治問題を、明快かつ具体的に論じきった筆者の力に敬意を表したい(本職は哲学者らしい)。あまりに面白かったので1日で読んでしまった。

投稿日: 月曜日 - 8 月 22, 2005 11:45 午前          


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