アメリカ カード社会の落とし穴 〜利子に苦しむ消費者たち〜 ★★★☆


アメリカ カード社会の落とし穴 〜利子に苦しむ消費者たち〜
(2004年・米 WGBH)
NHK BS1 BS世界のドキュメンタリー
★★★☆

WGBHのドキュメンタリーは、リズムが良くテンポも小気味良いんだが、経済事情に少し疎い私はなかなかついていくことができなかった。
ともかく、アメリカの(日本でもそうだと思うが)クレジット・カード会社がやり放題のことをやっているということらしい。ユニバーサル・デフォルト(他社の債務返済が滞った場合、返済中の債務について、カード会社が勝手に利子を上げることができる!)なんぞという信じられないような条項が契約書に書かれている(実際に行使されている)ということは初めて知った。また、万一支払いが遅れると、利子を一方的に上げられ手数料を一方的に課せられるなどということもあるらしい。そこまでやるか! えげつないぞ、カード会社! 他にも、リボルビング払いの場合、返済期間が(おそらく意図的に)示されていないなどの問題点も指摘されていた。
結論。カード会社に身ぐるみ剥がされないように気をつけないといけない。
私? 私は借金嫌いなので、たとえカードを使ってもすべて一括払いです(それにネット上での支払い以外はまったく使わない)。番組の中でも言っていたが、カード会社にとってはこういうのが一番迷惑な客らしい(利子収入が入らないから)。

投稿日: 火曜日 - 3 月 08, 2005 11:20 午後          


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