遙かな町へ ★★★


遥かな町へ
谷口ジロー著
小学館
総合:★★★
意外性:★★、読みやすさ:★★★、娯楽性:★★☆、訴求力:★★★

「日常に疲れた中年男がある日突然タイムスリップして、中学生時代の自分に戻る」というストーリーのマンガ。
またタイムスリップかよと思うのは私だけ? タイムスリップするにしてもそれなりに説得力を持たせてくれよと思うのも私だけ?
自身の過去を見つめ直すエッセイというふうに読んだらそれなりに面白いが、タイムスリップ自体にしらけてしまう私は、こういう設定に拒否反応を示してしまう。アホクセーと思うのだな。谷口ジローの絵も、当たり障りがなくてあまり好きじゃないしね。
でも、世間ではこのマンガが人気あるらしく、舞台の倉吉はプチ・ブームとか。JRの広告でも見かけた。素直に読めば面白いのかも。

投稿日: 火曜日 - 9 月 12, 2006 04:02 午後          


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