裁かるゝジャンヌ ★★☆


裁かるゝジャンヌ(1927年・仏)
監督:カール・テオドール・ドライエル
脚本:ジョゼフ・デルテーユ
出演:ルイーズ・ルネ・ファルコネッティ、ウジェーヌ・シルバン、アントナン・アルトー
★★☆

古典的名画ではあるが、眠くてしようがなかった。(受け身が強要される)映画の進行速度としては厳しいものがある。あまりにまったりしている。
ジャンヌ・ダルクの史劇ということで、民衆を率いるジャンヌが登場する映画を想像していたのだが、まったくもってそういうものではなく、ジャンヌの異端審問の最後の1日を綴ったものであった。したがって戦闘などのスペクタクルはまったくない。ストーリーが冒頭に示されるため、サスペンスなどの要素も一切ない。終始大きな動きがない対話劇で、舞台劇のようでもある。
エイゼンシュタインを彷彿とさせるモンタージュや一風変わった構図など、技法的には面白いが、最後まで惹きつけられるというようなものでもない。ジャンヌ・ダルクをイエス・キリストと対比して描いているようだが、イエスの受難劇にそれほど感心があるわけでもないしね……。
良くも悪くも「古典」である。

投稿日: 水曜日 - 10 月 05, 2005 03:31 午後          


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