戦争と平和
第1部 ★★★☆
戦争と平和
第1部:アンドレイ・ボルコンスキー(1965〜67年・ソ)
監督:セルゲイ・ボンダルチュク
原作:L.
N.
トルストイ
音楽:ヴァチェスラフ・オフチンニコフ
出演:セルゲイ・ボンダルチュク、リュドミラ・サベリーエワ、ヴァチェスラフ・チーホノフ、イリーナ・スコブツェワ、アナスタシャ・ヴェルティンスカヤ
★★★☆
壮大なスケールで描かれる『戦争と平和』。ソビエト時代に、巨費を投じて作ったらしい。
ハリウッド版の『戦争と平和』がみすぼらしく安っぽかったのと好対照を示している。堅牢であまりけれんのない演出だが、カメラがあちこちを大きく移動するのはなかなか爽快。金がかかってるなと思わせる贅沢さである。衣装や大道具も贅沢で、戦場シーンもものすごい(相当なエキストラを動員したのだろう)。
話の進展は、大河のようにゆったりしており(文字通り大河ドラマ!)、途中眠くなる。のんびりしているときに落ち着いてゆっくり見たい映画だ。
投稿日: 木曜日 - 12 月 22, 2005 08:41 午前