三つ数えろ ★★☆


三つ数えろ(1946年・米)
監督:ハワード・ホークス
原作:レイモンド・チャンドラー
脚本:ウィリアム・フォークナー、リー・ブラケット
出演:ハンフリー・ボガート、ローレン・バコール、ジョン・リッジリー、マーサ・ヴィッカーズ、レジス・トゥーミー
総合:★★☆
意外性:★★☆、映像:★★☆、娯楽性:★★☆、完成度:★★、訴求力:★★

話に全然付いていけなかった。すべてを台詞で説明するため、字幕を一生懸命追いかけ、なおかつ登場人物の顔とその台詞に出てくる名前を一致させるので精一杯で、サスペンスの面白さもなければ、謎解きの面白さもない。確かにボガートのフィリップ・マーロウはなかなか良いが、原作を読んでいない日本人(私のこと)が見る分には正直少しきつい。もう一度見れば、内容が大分整理されて楽しめるかも知れないが、もう見る気はしない。途中睡魔との戦いになった。この映画を見る人は原作を読んでからの方が良いと思う、絶対。
余談だがこのDVD、「両面1層」という変わった形式になっていて、45年版と46年版がそれぞれの面に収録されている。大サービス版ではあるが、自分が見たのがどっちだったのかもよくわからないのであった(レーベルが付いてないからね)。

投稿日: 日曜日 - 4 月 02, 2006 09:57 午後          


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