フェリックスとローラ ★★★☆


フェリックスとローラ(2000年・仏)
監督:パトリス・ルコント
脚本:クロード・クロッツ、パトリス・ルコント
出演:シャルロット・ゲンズブール、フィリップ・トレトン、アラン・バシュング
総合:★★★☆
意外性:★★★☆、映像:★★★、娯楽性:★★★☆、完成度:★★★☆、訴求力:★★★☆

恋愛ドラマだが、さすがはルコント、一筋縄ではいかない。なかなかミステリアスに話が進行していく。精神的に少し緊張感を強いられるが、それでも話は淡々と進む。
シャルロット・ゲンズブールのメークがスゴイ(サイレント映画の登場人物のようにシルエットを強調したかったらしい)が、時折見せる笑顔がなかなか魅力的。劇中でも「笑顔が良い」と周りに言われているが……。
恋愛ドラマを見たくてこの映画を見たのだが、期待していた方向性とは少し違っていた。それでも十分見応えがある佳作であった。

投稿日: 水曜日 - 12 月 13, 2006 05:25 午後          


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