ヒマ人 --想像してごらん、この世にパズルがないと--


 


今回は日記形式です。
朝刊を何気なく見ていると、大学入試センター試験の問題なんちゅうものが載っていて、早速トライ! ということで、世界史の問題をやってみました。
ちなみに私は共通一次世代で、センター試験の前身である共通一次試験を3回も受けたという猛者であります。とは言え、高校世界史など、受験のとき以来20年以上、まとめて勉強していませんので、50点とれれば御の字かなという感覚でやってみたわけです。結果は100点満点で52点! 私より低い点しかとれなかった受験生諸君、もっと努力したまえ(受験生がこんなブログ読んでいるとは思えないが)。君たちはマラソンでバニーガールに抜かれたようなものだ! ご存じない方のために言っておきますが、センター試験というのはですね、4つか5つくらいの選択項目から正解と思われるものを選んでいくという方式で、ま、偶然であっても20〜25点くらいはとれるわけですよ、計算上は。
私くらい世間ずれしてくると、その何ですか、純粋に問題を受けるというような謙虚な姿勢ではなくてね、この問題は良いとか悪いとか、そちらの方に目が行くわけです。そもそも、このセンター試験の世界史は、説明文が出てきて、それで文章のいろいろな箇所に下線が引かれていてですね、それにちなんだ問題がその下に書かれているという形式なんですが、正直なところ、説明文は読まなくてもできる、つまり問題だけ読めば回答できるというような形式でして、何なんだこれは!という印象を持ちました。それに、どうも相変わらず細かい問題、引っかけ問題が多くて、こういうスタイルに慣れていればもう10点くらい増えていたかもと思わせるようなところがあります。相も変わらずテクニック重視です。私ゃ、かつて共通一次試験で結構苦労しまして、いまだに悪夢を見たりするくらい(来週試験なのに全然勉強してないーっと焦るわけです)ですが、こりゃあ真面目な受験生は苦労するわなと感じました。パズルみたいなものだと割り切ってやるのが一番ですな。
センター試験は世界史をやったところで飽きました。それからちょっと休憩して、今度はナンプレ(ナンバープレイス)という、数字を埋めていくパズルをやってみました。パズル好きの私ではありますが、このパズルは以前からあまり好きになれず、ちょっとだけやってみてつまらんと思ってしまいやめていたのですが、今回ヒマだったので、ちょっと続けてやってみたというわけです。30分くらいやって大体コツみたいなものつかみましたが、7割くらい埋まったところで間違いに気付いてしまい、それからどうしようもなくなって、最初からやり直しになったわけです。で、もう一度、今度は間違えないように注意しながらやったんですが、またもや7割くらい埋まったところで間違いに気付きました。で、そのままやめました。正直これは、面白くない。あまり知的な満足感が得られないというか……。少なくとも私には合わないなと感じました。
以前、同様のパズルで「ののぐらむ」というのにはまったことがあります。これは毎日新聞の日曜版に石田のんという人が連載していたもので、毎週心待ちにしていたほどです。数字に合わせてマスを埋めていくと絵が現われるというもので、その絵がまたよくできていて楽しい。これはその後、パズル雑誌などで「お絵かきロジック」などという名前で登場しましたが、元祖は「ののぐらむ」だと思っています(一時期論争になったようで、結局同時期に別々に考案したという結論に落ち着いたらしい。そういうことがあり得るのか納得がいかないが)。第一、「お絵かきロジック」の方はできた絵がしょぼく、やり終えてからばかばかしくなりました。やはりこういうものは元祖に限る。
詰め将棋なんかもわりかし好きで、雑誌で見つけたりすると考え込んでしまったりしてしまいます。でもやはり、パズルなんてものはしょせん時間のある人でなければできません。はまって一生懸命やりながらも、どうも時間の無駄だと感じてしまう今日この頃です。
以上、日記でした。

お絵かきロジック、ののぐらむの解説(Wikipediaより)

投稿日: 日曜日 - 1 月 22, 2006 06:08 午後          


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