寒い部屋の片隅にて
ライブドアのホリエ氏関連のニュースで、拘置所の中は外と同じくらいの温度だということを言っていたが、何を隠そう、私の仕事場もそうである。あんまり寒いので、厚着した上にウィンドブレーカー上下を着て、さらにその上に綿入れを着て、手には指出し手袋着用という出で立ちである。そうそう、足に毛布を巻いていることも付記しておかねばなるまい。
夜もこの仕事部屋で大体寝ているが、布団を二枚と毛布を二枚かけている。それでも寒いので、最近はセーターを着て寝ているくらいだ。ところが最近、ブリキの湯たんぽを使うようになって、寝るとき少しだけ楽になった。しかも、湯たんぽは昼過ぎくらいまで暖かいので、仕事中もこれを机の下に置いて、その上に足を置くようになった。足下ホクホクだ。どうだホリエ君、うらやましいだろう。
そんなにビンボーしているのか……と、同情を寄せてくれた皆さん。別に暖房器具くらいは買えるんです、私でも……安いものであれば。ただ、1人しかいない部屋全体を暖めるということにものすごい無駄を感じるので、なるべく自分の身体だけを暖めようということで、それでこんなありさまになったというわけです。
夏もエアコンなんぞは使っておらず、もっぱら扇風機1台に頼っている。今住んでる家、つまり仕事場でもあるんだが、冬は恐ろしく寒いが夏はそこそこ涼しいんで、前の家のときほど夏は苦労しなくなった。やはり「住まいは夏をむねとす」べきなのだなと思う。暖房は何とでもなるからね、原始的な方法でも。前の家の仕事場では、直射日光は浴びるわ、デスクトップパソコンとブラウン管モニターから熱は出るわで、おそらく体感温度は外より2、3゜C高かったのではないかと思う。だがその後、ノートパソコンに変えて、熱の問題はある程度緩和された。テクノロジーってすごい!
そんなわけで、私が拘置所に入ってもある程度は寒さに耐えられるだろうが、ただ寝るときに寒いのはちょっときついかな……と思う。拘置所ではかけ布団、かけ毛布を2枚ずつ支給してくれるだろうか……湯たんぽみたいなものを出してくれるだろうか……そういうことを考えながら、ホリエ氏のニュースを、寒い部屋で聞いていたのであった。
投稿日: 火曜日 - 1 月 24, 2006 08:05 午後