アメリカちゃんたら


 


元日と2日にBSフジで放送された、『坂崎幸之助のお台場フォーク村 第四夜・第五夜 「坂崎・なぎらの日本放送禁止歌大全」』(2004年の11月に放送されたものの再放送のようだ)を見た。
アルフィーの坂崎幸之助となぎらけんいちによるライブ中継で、懐かしい(そして珍しい)フォークソングを披露していた。「アメリカちゃん」、「新幹線はうんと速い」は初めて聴いたがいたく感心した。「アメリカちゃん」なんて「ジョンソン」を「ブッシュ」、「佐藤」を「小泉」に変えると今の状況そのままだよ。「たのまれへんのに 平和を作ると 爆弾落とし 地獄を作る」だって(アメリカ国歌の替え歌)。かの国もこの国も30年間まったく進歩してないな。
なぎらけんいちの歌のうまいのにも感心した(特に「生活の柄」と「悲しくてやりきれない」)。
第五夜には、あの高田渡のライブも。歌う高田渡は初めて見た。
見終わった後は爽快感。

第四夜の内容
「ブラブラ節」(高田渡)、「アメリカちゃん」(岡林信康)、「がいこつの唄」(岡林信康)、「てるてる坊主」(五つの赤い風船)、「新幹線はうんと速い」(なれあいシンガーズ)、「教訓I」(加川良)、「自衛隊に入ろう」(高田渡)、「まぼろしの翼と共に」(五つの赤い風船)、「イムジン川」(ザ・フォーク・クルセダーズ)、「生活の柄」(高田渡)、「悲しくてやりきれない」(ザ・フォーク・クルセダーズ)

第五夜はビデオに撮らなかったので内容ははっきりとは憶えていない。
高田渡のライブでは、「ブラザー軒」、「あきらめ節」、「コーヒーブルース」などを歌っていた。

欲を言えば高田渡の「自衛隊に入ろう」、なぎらけんいちの「教訓II」が聴きたかった(高田渡はコンサートでも「自衛隊に入ろう」はほとんど歌わないらしい)。
会場は比較的若い女性客(坂崎幸之助のファンか?)が多く、高田渡は少し場違いな印象もあった。

投稿日: 日曜日 - 1 月 02, 2005 03:38 午後          


©