エッセイ選集
ブログ「竹林軒出張所」より抜粋。
批評選集
過去の数多くのレビューの中から厳選したものを集めました。
年間ベスト
毎年恒例の(ほとんどの人には何の役にも立たない)私的ベスト。
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日常雑記:死んだネコの残したものは
死んだネコの残したものは…… 床下から猫の白骨死体
で、昨日それが無事に終わったわけだが、その作業中に大工の1人が、「猫のミイラが出てきた」と、外で庭木の植え替えをしていた私に叫んだのだ。猫のミイラ……。すぐにいって見てみると、床下に猫の白骨死体があった……
日常雑記:われ泣きぬれてクモとたわむる
渇水や われ泣きぬれて(はいないが)クモとたわむる
このハエを狙って、ハエトリグモも窓に待機しているわけだ。ハエトリグモは、時々ジャンプしたり、くるりときびすを返したりして、なかなか動作がユーモラスだ……
音楽:音楽のリサイクル
放送:マニアの集い タモリ倶楽部
マニアの集い タモリ倶楽部
この『タモリ倶楽部』だが、毎回マニアックなテーマを取り上げて、タモリと数人のゲストで遊ぶという構成で、確かに安直といえば安直で、しかも下品で下劣なところもある……
映画:『ラスト・サムライ』に見る『逝きし世の面影』
『ラスト・サムライ』に見る『逝きし世の面影』
日本を舞台にしたアメリカ製の映画と言えば、かつてはどうにもデタラメなものが多く苦笑を禁じ得なかったが、最近は考証もしっかり行われているようで、考証面では日本製の時代劇とまったく変わらない……
過去のレビュー選
過去のレビューは、「旧アーカイブス」のページからアクセスできます。
書籍レビュー:『末期ガンは手をつくしてはいけない』
この本をすすめる本当の理由
ほとんどのガンに外科手術、薬物療法、X線照射が有効でないというのは、近藤誠が『がんは切ればなおるのか』(新潮社)で提起した問題である。この問題提起は医学界を含むさまざまな領域に大きなセンセーションを巻き起こし……
映画レビュー:アフガン零年:OSAMA(2003、アフガニスタン、日本)
圧倒的な迫力、アフガン版ネオリアリズモ
こんな現実が存在すること自体が驚きだ。そして、こんな完成度の高い映画が、今のアフガニスタンで作られたということも驚きである(ロケも大変だったらしい)……
ドキュメンタリーレビュー:エリックとエリクソン ~ハイチ ストリートチルドレンの10年
その後の仁義なき貧困
世界最貧国の1つ、ハイチの社会問題を、ストリートチルドレンを通して描くドキュメンタリー。10年前に取材した2人のストリートチルドレン、エリックとエリクソンのその後を追う……
CDレビュー:翼 武満徹ポップ・ソングス/石川セリ
武満徹の愛した小品
武満徹の≪SONGS≫は、このところ何枚かCD化されていて、いろいろな歌手のものやアレンジが楽しめる。が、元祖はこのCDである。しかも武満自身が石川セリを指名してできたもので、死の直前まで枕元に置かれていたらしい……